73代挨拶　前田月里

いつもお世話になっております。令和5年度入学、４７０級スキッパーの前田月里です。

大学の入学式が行われるより前にヨット部を見学させていただき、ヨット部に憧れ、早々に入部を決めました。総合科学部に入るためではなく、ヨット部に入るために広島大学に入学したような気がします。５月にスナイプのスキッパーをさせていただくことになり、監督、コーチ、先輩方からたくさんのことを教えていただき、ここまで無我夢中でやってきました。

みんなが感動で涙するような映画を観ても涙のかけらも出ない私ですが、今年のインカレで自分でも驚くようなことがありました。出艇の時のことです。福岡ヨットハーバーの突堤の一番目立つ角に広島大学の部旗が風になびいているのが見えました。湾内には、OB,OGの方々、先輩方、同期のみんなが歌う「怒涛の譜」が朗々と響いていました。その応援は、私の心を落ち着かせ、気持ちを奮い立たせてくれました。曳航して湾内から出るときに感動して涙が出ました。今でも映画の一場面のように、そのときのことははっきり覚えています。私は、たくさんの方々から応援をいただいて頑張ることができたので、今後は今まで以上に人を応援したり、部のために自分には何ができるかを考えて行動していきたいと思います。

最後に私のモットーについて書きたいと思います。私は今ままで「できると思えばできる、できないと思えばできない。これは、ゆるぎない絶対的な法則である。」というパブロ・ピカソの言葉を信じて生きてきました。できると信じて成功するまであきらめずに努力した人だけが目標にたどり着けると思います。令和の時代になんですが、要は気合と根性で最後まで頑張るということです。ハイクアウトがしんどくてもできると思って根性でやれば、できます。また、どんなレースのスタート前にも自分はできると思い、気合を入れれば、納得したセーリングﾞができるはずです。この一年間も気合と根性と笑顔で走り続けていきたいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。この一年間必死に練習して成長したいと思います。これからも応援よろしくお願いします。