73代挨拶　高下創一朗

日頃よりお世話になっております。令和５年入学の高下創一朗です。スナイプクルーをさせていただいています。今年度では新歓リーダーとエールを務めさせていただきます。

新年度の挨拶として昨年度の振り返りと今年度の目標を書かせていただきます。

昨年度は先輩、同期と仲良くなるという目標を立てて行動していました。振り返ると艇庫で合宿を繰り返し、共に練習をすることでその目標は達成できたと言えると思います。今年度でもより一層みんなの思わぬ一面を発見できるように努力していきたいと思いますが、今年の目標は別にあります。それは「心を鍛える」です。

私は前田コーチがいつも仰っている「心を鍛える」という言葉の意味が全日本インカレを経験するまでよくわかっていませんでした。しかし、全日本インカレを終えて強豪校の立ち振る舞いを目にし、心の強さの大事さを身にしみて感じました。

前田コーチはミーティングでヨットの技術より心の強さについて多く語ります。私の解釈ですが、考えてみると心の強さはヨットの強さに直結するのだと感じました。日々の練習でどれだけ時間を大切にできるか、ヨットや艇庫、備品一つ一つに感謝をすることができるか、他人の話をどれだけ真剣に聞くことができるかなど、挙げ始めるとキリがありません。心を鍛えることで、練習一回、整備一つ、はなし一つから成長できる量が大きく変わるのだと感じています。

私は最近の生活でよくないなと思うことを放置していることがあります。恥ずかしい話ですが、部屋の掃除を後回しにしたり、勉強よりもバイトや睡眠を優先したり、自制が効いてないと感じる節が多々あります。

今年は心を鍛え、人間力を高める。そして人間としても選手としても大きく成長し、現在は選手として未熟ですが1年間を終えた時にだれよりも上達したと胸を張って言えるようになりたいです。

まだまだ未熟な私ですが、成長を見守っていただけると幸いです。そして、江ノ島まで走り抜けていく73代を引き続き応援の程よろしくお願いします！

余談ですが、来年のもう一つの目標として、頼りになれる先輩になるというのを密かに掲げています。そのために得意分野を伸ばすのはもちろんなのですが、艤装やチャッカー準備など、できないことをなくすということをしたいです。また、部バイトやアルバイトを誰よりも頑張って自分がしてもらったように気前よく奢ってあげれるようにしたいです。

拙い文章でしたが、読んでいただきありがとうございました。