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73代幹部挨拶 髙槻将五

 お世話になっております。3年スナイプクルーの髙槻将五です。

 

 11月より活動を開始した73代では、引き続き学連を担当させていただきます。全日本学連の中国水域学生委員として、また中国学連の委員長として、今年も責任をきっちりと果たしますとともに、最上級生としてチームに貢献できるよう邁進してまいります。よろしくお願いいたします。

 

 広大ヨット部の学連は、各学年2名の計6名でやっています。最上級生は主に全日本学連関係の仕事を担当しながら、下級生に引継ぎをする立場として考えています。そして新3年生は主体となって学連主催の大会の準備を行い、新2年生は仕事を近くで見て学んでいく。仕事が多い役職であるため、1年かけて引き継ぎをして滞りなく進める必要があります。僕の一つ上の学年の02さんは人数が少なかったために学連はおらず、昨年は慣れない仕事に翻弄されていましたが、今年はもう少しスムーズに進められそうです。71代、01さんの代での役職決めで「真面目そうだから」という理由で選ばれたのがすべての始まりでした。まあ、間違ってはいませんが。

 学連というのは、数ある役職の中でも大変なものの一つだと思います。他水域の学連委員長には、自分の一つ下、新3年生が多いことが、それを物語っています。メジャーなスポーツでは、レギュラーメンバー以外が担当したり、そもそも選手がこの役職についていなかったりすることもあるようです。僕も一度は、最高学年は最後の大会に集中して臨めるようにするべきだと、考えはしました。しかし、それほど人数に余裕がなく、またマイナースポーツであるが故に、ヨットレースの形が分かっている人間にしか務まらない仕事であるため、学連は最上級生を含めたプレイヤーが担当せざるを得ないのです。

 大変とは言っても、この役職のいいところもたくさんあります。まずは、他大学との交流が持てるということですね。中国水域の大学はもちろん、全日本学連での交流は、なかなかこの役職以外には得られません。また、大会の主催団体として、ハーバー関係者やOBさん、県セーリング連盟をはじめとする多くの団体の方々と連携して動くことで、他のスポーツにはない、大学ヨットのうまみ成分を効率的に摂取できていると思うのです。学連という役職は、なんだか担々麺みたいですね。ちなみに僕は担々麺の中でも、中華料理屋のゴマ味のしっかりした濃厚なものが好きです。

 

 ところで、この代では新たに「統括」という役職も担当させていただきます。何代か前まではあったようですが、ここ数年は途絶えていたとのことです。部内の生活面を整える、学校の風紀委員のような立場でしょうか。はたまた、竹刀をもった体育教師か。今のチームは賑やかで、いい意味で緩い。それはそれでいいのですが、行き過ぎるとすべてがいい加減になり、問題を問題として捉えられなくなっていきます。そこに一言、喝を入れるのが統括です。いや、ならばなぜ僕なんだ。怒鳴るタイプではないので、怒り方がわかりません。せめて新入生が入るまでには、「怒ると怖いけど面白い先輩」になりたいです。怒る練習をしなければなりませんね。

 

 さて、西条では朝晩の冷え込みが一層厳しくなり、先日は早くも初雪が降りました。秋すっ飛ばして冬です。もういくつ寝るとお正月。朝のピンと張りつめた空気、白い吐息、差し込む朝日。僕の好きな季節がやってきました。体調を崩しやすい時期でもあるので、皆様におかれましても、お気をつけてお過ごしください。今後ともよろしくお願いいたします。

 ありがとうございました。

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コメント: 1
  • #1

    柚木衛 (水曜日, 22 11月 2023 10:59)

    引き続きの中国学連委員長に期待します❗️


広島大学体育会ヨット部

観音マリーナ

広島県広島市西区観音新町4丁目2374-86