5/5 関西春季 Day2

お世話になっております、4年スナイプクルーの神下です。今日は西宮遠征で関西春季の2日目でした。1日目に比べて風は弱く、体感1〜4ｍくらいの微軽風で、また違った展開が多かった海面で、3レース行われました。した。初日の反省としてはスタートの第一線をフルスピードで切ること、2日通しての目標はフレッシュ・クローズで上りすぎない・ノーインシデントの3つで、それを踏まえて今日を振り返りたいと思います。

　まず1レース目はマーク設定に対してかなり上振れで、さすがに上から出たかったので一回のゼネリコを経たあと狙ったのですが止める段階で下のルームを使いすぎて苦しくなった結果2.5線くらいでのしょぼいスタートになってしまいました。しかし上振れは依然として続いていて、一応右に伸ばして高いレーンでブローを受けていったらなんとか中盤くらいには持っていけたので、頑張ればまだ上がれると思っていた矢先に下回航で無理矢理入ってきた内側艇によって団子になり、地獄絵図から抜け出した先には前に大体の船が見える絶望的光景が広がってました。取り敢えずフレッシュやと思ってロングで風ガンガン流しバウ出しセーリングで頑張ったら逆海面の右はド下デッキクローズと別の地獄になってたので最終的には、30番台くらいでフィニッシュしました。途中のランニングでは風がかなり弱く、多くの船が上らせまくってたので、一定のパワーでもう少しマークを向けられるようになれば微風のランはごぼう抜きやと思いました。これに関してはせっかく広島でも似たような海面なんで一番の強みにしてもいいくらいじゃないかとさえ。

　2レース目は上振れに対応したコースとなり、少し風も上がったのでしっかりスタートは位置というよりフルスピードやってことで意気込んだのですが、やや低くなってしまい、上でしっかり出られた船の影響を受けてやむなく返して、我慢して右に出るというまたもや微妙な1上でした。ここではランニングである程度マークに向けたセーリングができたので、結局20台で収まりました。ここで競り合った船とは同速か追い抜くことができたのでスキッパーの平田のポテンシャルを感じました。それと共にコースを引く身としてはそれを前で発揮させてあげることが出来なくて不甲斐ないの一言です。

　3レース目はゼネリコが連続し、ブラックが上がったのでこれはチャンスとばかりにラインの真ん中あたりでしっかり遠景を頼りにフルスピードで第一線で切ることができました。2下に差し掛かるあたりはいい順位だったのですが、下回航で判断が遅れてインが入りきれず6,7くらい落としてしまったので、やっぱ落とさない立ち回りを第一に何個か選択肢を作っとくべきやと思いました。

　基本的なコースの引き方は今回はシンプルにフレッシュ、シフト、ロング、強弱があればブローっといった感じですが、シフトとブローに関してはまだまだ詰められると思ったので、今後の練習でしっかり形にしていきたいです。

　本日、我が家である神下家と自分のペアの実家である平田家から差し入れを頂いたとともに、OBさんである石川さんと小島さんには実際に救助艇に乗ってもらってお話を伺うこともできました。さらに関大さんには合同の練習や他にもお世話になり、近代さんにはセンターボードを貸して頂くなど、多くの様々な人のご協力でなりたった遠征でした。深く感謝申し上げます。そのお返しは結果を示すことのみだと思うので、日頃から周りの人への感謝を忘れず邁進していきますので、ブログなり何なりでこれからも目を通していただきますと非常に助かります。ここまで読んでくださり有難う御座いました。