3/24 しぶき杯１日目

　お世話になっております。１年スナイプクルーの高槻です。今回は、１年生の１年生による１年生のためのレースイベント、「しぶき杯」１日目の活動報告をさせていただきます。

　風は、出艇した昼前は南の微風でしたが、次第に上がり、15時頃には８ノット程度の、このレースにはちょうどいいくらいの強さになりました。

　しぶき杯では、１年生が全長3.03mのパステルカラーのハンザに一人ずつ乗り、２日間のレースを行います。コースは上・下、特別ルールでマネージャーの乗る艇の航路権は絶対。たとえスタート直前にポートタックでみんなの前を横切ろうとも。

　今日は全部で６レース行いました。１年生はハンザに乗るのは初めてで、「誰でも乗れる」ハンザと普段乗っているスナイプ、４７０との違いを探りながらの第１レースとなりました。僕はというと、風が弱かった最初の３レースは余裕があったからなのか上位を走れていたのですが、少し上がってくると、クローズをまっすぐ走れなくなり、タックの度に止まり、第５レースでは上マークをラダーに引っ掛ける始末。「舵が効かないぞ…？」と思ったら、上マークがぴったり後ろについてきているではないか。僕と一緒に動く上マークを、後続の２艇は追いかけるという、なんともおかしな事態になったのです。ハンザのラダーって思いのほか長い。後ろの二人、本当にごめん。結果、最終レースはスターボロングどころか、ほぼスターボ１本のコースとなったわけです。これは粗相でした。

　今までクルーとして春合宿の練習をしてきた僕は、こうして舵を持ち、ヨットを操るという機会は非常に少なく、新鮮な気持ちでした。同時に、まだヨットに乗りたての、動作もおぼつかない夏ごろの自分を思い出していました。あの時と違うのは、自分でヨットを動かしているという実感です。これ、新入生の練習に良いのかもしれない。本当にそう思います。

　さて、明日２日目のレースは、今日のような粗相のないよう、気を付けてまいります。ありがとうございました。