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4/25(日)

こんにちは。4回生470スキッパーの高田愛梨です。
今日は7~10m/sの北風の中で練習をしました。470、スナイプ両クラスともセーリングを中心とした練習をしました。昨年度の反省で強風下でのボートスピードが課題にあがったので、もっと風が強い日の練習を大切にしていこうと思います。
午後は試乗会を行いました。今日は1年生が13人も来てくれました。コロナ禍にもかかわらず、これだけの1年生がヨットに乗りに来てくれるのはとてもうれしいです。もっと多くの1年生にヨット、広大ヨット部の良さを知ってもらい、多くの1年生に入部してもらいたいです!
さて、冬季練習を終えいよいよレースシーズンに突入する時期となりました。レースに向けての準備として、陸上で行うことの一つに艇の整備があります。これを怠っていると実際のレースでトラブルとなり、自身の実力を発揮する機会を逃してしまいます。練習で頑張ってきたことを1つのちょっとした整備ミス、点検ミスで全て今までの頑張りを台無しにしてしまってはあまりにももったいない、後悔しか残らない結果となってしまいます。そうならないためにも日頃から艇を常に整備し、万全の状態にすることが大事です。
私は下級生の頃、ヨットをどのようにメンテナンスすれば良いのか全くわからない状況でした。それでもとりあえず先輩がしている作業を見て何をしているのか聞いて教えてもらいながら徐々にやり方を覚えていきました。実際に海上でヨットに乗っている時に自分が乗りやすくするためのシステムをひらめいたり、試してみたいことを思いついたりして、それを陸に帰って整備して新しいシステムを取り入れてみる、それを次の練習で使ってみて上手く機能するか確かめてみる。その作業はヨットで技術が上達していくのに役立ち二重の意味で嬉しいです。
ヨットは常に考えるスポーツだと思います。予測しにくい自然を相手にするヨットは刻一刻と変わる状況をどれだけ把握できるかが大事です。海の上で考え、陸に帰ったらまた考える。これを繰り返しながら上達していきます。私のヨット部生活も残り半年となりました。最後まで考えて悩み続ける事になると思います。最後を迎えた時に不完全燃焼にならないように全力で頑張り続けたいと思います。

広島大学体育会ヨット部

観音マリーナ

広島県広島市西区観音新町4丁目2374-86