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入部理由と入部して良かったこと#10

こんにちは。3年スナイプ クルーの大槙です。今回は私がヨット部に入部した理由と入部して良かったことについて書かせてもらおうと思います。

入部した理由はこれといったものは特になく、ビラをもらったからたまたま行った鍋会と試乗会が楽しかったからです。私は一応高校では運動部に入っていたのですが、運動神経が良くなく、むしろ悪い方だったので、大学では運動部に入るつもりなんて全くなありませんでした。しかしヨットはいわゆるカレッジスポーツで、この大学では経験者より初心者の方が圧倒的に多いということ、そして大学生の間でしかできないということに惹かれて入部しました。といってもそれは大きな理由ではなく、なにも考えていなかったのでよくは覚えていませんが、当時の私はただ単にいろんな人と話したりトランプで遊んだのが楽しかったから入部したのだと思います。あとは海が好きだったことですかね。

入部してよかったことは、部活に入っていなかったら関われなかったようないろんな人と出会えたことです。私は工学部四類なのでオリキャンがなく、部活に入っていなかったら今ほど先輩・後輩と繋がりを持っていなかったと思います。もちろん学部外の同期とも知り合うことはなかったと思います。他の部活に入っていたらそこで違う人と友達になっていて、それはそれで楽しかったと思いますが、私はこのヨット部のメンバーでよかったです。それと、ヨット部にはいろいろな行事があり、普通に大学生活を過ごしていたら関わることができなかったような大人の方と関われたのはいい経験だと思います。

他には高校の頃に比べて身体的、精神的に強くなったことです。週4日部活をして、学校の勉強をして、バイトをしようと思うとやはり体力は必須です。最初の方は慣れないことも多くて何をするにも疲れていましたが、知らないうちに体力がついて今では時間があると学校のジムに行くほどになりました。ですが、それだけ忙しいと体はついていけてもやっぱり辞めたくなることはあります。特に去年の6月・7月頃は1年生が入部してしばらく経つのに先輩になったという自覚がなく、何をしてもミスばかりで1年生の頃に比べて全く成長していない自分が嫌になって、ヨットに乗っていても陸にいても全然楽しくありませんでした。それまでは練習がきつくても夜に同期とコンビニに行ったら「明日も頑張ろう」と思えたのですのが、この時期だけは陸でも海でも自分のだめなところが見えてくるようで、本当に辞めたいと思っていました。その時期を超えたから今ここにいるわけですが、去年のつらかった時期を思い出せばちょっとのことじゃへこたれないくらい、自分の中では今部活を続けていることが自信になっています。ヨット部に入って得られた一番大きなものは、今のところこれじゃないかなーと思っています。

長くなってしまいましたが、自分でも書きながら「大した理由なく入部したのにこんなに自分のためになっていたんだな」とびっくりしました。早くコロナがおさまって部活を再開できるようになってほしいです。ですが、まずは実家のかわいいかわいい犬に会いたいです。


広島大学体育会ヨット部

観音マリーナ

広島県広島市西区観音新町4丁目2374-86