いつもお世話になっております。令和6年度入学、新2年生470クルーの山崎心愛です。ついに74代挨拶も私で最後となりました。
私は正直面倒くさがり屋で極度の飽き性なので、大学入学以前の私を知っている人からすると、この私が大学でも部活に入ったということだけでも信じられないと思います。高校時代の友達には、ヨット部の話をする度に、青ざめた顔で心配されます。
自分でもなんで部活入ったんだろうとたまに思いますが、一番の理由は何かに夢中になっている時期が一番充実しているなと思ったからです。
これは苦しい思いをした大学受験で学んだことですが、あの時期は絶望の中、無我夢中で勉強しながらも、自分の意志を強く持っていたので、結構充実していたなと感じます。正直二度と思い出したくもないし、戻りたくもないですが、今考えるとあの時期が一番QOLも高かったです。
せっかく1年間頑張ったから、これを右肩下がりにしたくないなと思って、大学でも部活に所属することにしました。最初に行った新歓がヨット部で良かったです。
73代では、両クラスに乗ることが出来て、純粋な気持ちでヨットという競技を楽しむことが出来ました。0から始める私たち一年にチャッカーやディンギーの上、陸でもヨットについて目をギラギラと輝かせながら教えてくださった先輩方には感謝と尊敬しかないです。私も先輩方と同じ景色が早く見たいです。
私の74代での目標は「誰よりも心に余裕を持つ」です。心に余裕がなくなると、自分のことしか考えられなくなります。特にヨットは、心に余裕が無くなったとき、アクシデントが起こりやすいです。今はまだ自分のことで頭がいっぱいで、スキッパーが言うことに返事するだけで精一杯ですが、心に余裕を持って、常にスキッパーの目になれるクルーを目指したいです。
また、総合入賞を目指すに当たって、海だけでなく陸での意識から変えなければならないと感じました。
先日、ある03さんが「俺は才能があった。それは技術とかではなく、適切な努力を4年間することができた」と仰っていました。私はその言葉が刺さってしまい、現段階の私はまだ適切な努力をしているとは嘘でも言えないと感じました。陸で意識していないことは、海で絶対に意識することは出来ないので、陸での行動から入賞に相応しい行動に近づけていきたいです。
最近は本当に寒くて、海で皆の笑顔を見ることはほぼ無くなりました。最近私はある同期から「顔が死んでいる」とよく言われます。正直自覚は全くないです。なんならやる気は日に日に増してます。私は表情があまり変化しない方だと思うので、その同期みたいに顔をキメてこの冬を乗り越えていきたいです。06は人数が多いので、全員でパワフルに部にエネルギーを与えていきたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。今後とも広島大学ヨット部をよろしくお願い致します。
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