74代挨拶　土井開斗

いつもお世話になっています。新2年生の470クルーを務めております土井開斗(どいかいと)です！今日は代替わりをしたのでこの代での意気込みを書きたいと思います。

　実は僕自身、入部当初からやる気に満ちていたわけでありませんでした。雰囲気の良さや明確な大学生活をイメージできていなかったという、今思えば非常に薄い理由で入部しました。夏合宿を終えた頃いつまで自分はヨット部にいるんだろうと思っていたこともあります。しかし、11月の全日本インカレを支援艇から見たことが4年間ヨット部でやっていこうと思った一番のキッカケでした。全国の名だたる強豪が争う中に広大が上位へ食い込んでいるのを見て自分もいつかあの舞台で戦ってみたい、挑戦したいと心から思うようになりヨットへの熱が高まっていきました。そこから明確な目標を持てるようになり、ミーティングでも自分なりに考えて意見を出したりチームを考えるようになりました。ヨットは個人スポーツなように見えてチームスポーツなのだと思っています。ヨットにおいて共に同じ目的地を目指して艇を進めるという1人ではできないスポーツなんだと実感しています。また、チームだからこそ支え合うことができます。自分はヨットに対して想いを持っているつもりですが正直なところモチベーションの波が激しく練習したくないなと思ってしまうことが多々あります。そんなときは同期に言ってみたりするとマイナスな気持ちが笑いに変わって自然と気が楽になっていつも通り気合いが入って練習に臨むことができています。そんな同期とこれからレギュラー争いも始まってピリピリしてしまうことがあると思います。しかし、僕たち新2年が切磋琢磨して互いに成長していくことでこのチームの総合力の底上げに繋がって結果を残していけると確信していますし、日々の練習で一つ一つできることが増えていると思います。チームで活動しているという仲間意識を忘れることなくやっていきたいです！

　動作については分かってきたことも増えつつありますがヨットの知識という面では一番06の中では欠けていると自覚しています。艤装ミスもしますし改装もできないし道具の名前も分からない事ばかりです。あと少ししたら後輩が入ってきて教えられる立場にならないといけません。まずはこの冬、「自分にベクトルを向ける」ことをテーマにできることを一つ一つ増やしていきたいと思います。

　読んでいただきありがとうございました。これからも広島大学体育会ヨット部を応援していただけたら幸いです。