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全日本470選手権 大会報告

こんばんは。3470藤原涼雅です。遅くなってしまったのですが、先週行われた全日本470選手権の報告をさせていただきます。

大会では予選レースを5レース、決勝レースを5レース行いました。

結果は以下の通りです。


4675 柳、大野(東京大学) 35-36-16-23-24-28-35-(DNC)-DNC-DNC  72/86

 4523 藤原、三宅

38-35-(DNF)-39-38-14-19-29-DNF-16

69/86


4675DNCは東京大学さんの中で大会期間中にコロナの疑いのある選手が出たため、東京大学さんが活動を自粛したためです。なおPCR検査により陰性であることは確認されました。

初めの2日間の予選レースは78メートルほどの風が吹きました。初めは風のある中で慣れていない大きいフリートのレースに戸惑うこともありました。特にスタートでなかなか前に出れないことが多かったです。しかし、2日目に4675はスタートのリカバリーがうまくいき中盤くらいで回航することができました。

決勝レースでは予選レースと異なり、微風で回したレースが多かったです。広島でよく吹く風域ということもあり、僕の艇は少しは前の方を走れるようになりました。

今回の大会を通じて見つかった課題は大きく3つあります。1つ目は強風下でのクローズのボートスピードです。関東の強豪校と比較するとボートスピードの差を強く感じました。広島ではあまり風が吹きませんが、もっと積極的に強風の中で出艇するべきだと感じました。2つ目はスタートです。艇数が多い中でフレッシュでスタートし、ストレスなく走れたレースが少なく感じました。広島ではあまり大きなレースでの経験を積むことは難しいですが、スタートの練習方法の改善、遠征等の機会を設けるなどの対策をしていきたいと思います。またスタート失敗時のリカバリー能力も足りていないなと感じました。3つ目はコース取りです。東京大学さんのクルーは広島大学のクルーより明確な根拠をもってコースを引いているなと感じました。単にブローを拾いにいくためにタックするといったことではなく、ブローに乗って走った上でどのような展開が想定できるか、どのタイミングでマークに寄せるのが良いかなどをしっかり言語化できていたのがとても印象的でした。

今後の練習ではミーティングでコース取りを言語化できるよう努めていきたいと思いました。

多くの課題が見つかり、3年生のこのタイミングで大会に出場することができ大変良かったと思いました。これから見つかった課題を克服できるよう練習していきたいと思います。また、来年は経験を積んでもらえるように1個の下を学年を連れて同じ大会に出たいと思います。

大会に出場するにあたり支援してくださった土屋監督をはじめOBさんには大変感謝しています。ありがとうございました。

これからも上田主将率いる第70代広島大学体育会ヨット部をよろしくお願いします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


広島大学体育会ヨット部

観音マリーナ

広島県広島市西区観音新町4丁目2374-86