2月9日 春合宿第1節3日目

こんばんは。2470スキッパーの藤原涼雅です。試験に追われていた日々は過ぎ、いよいよ春合宿が始まりました。試験といえば、僕は薬学部に所属しているので薬剤や生体内での反応などを勉強しているのですが、最近少し興味が出てきた分野があるのでそれを少し紹介したいと思います。それは生化学と呼ばれる、炭水化物やタンパク質、脂質などの栄養素が体の中でどのような物質に分解されてどのように代謝されていくのかを学ぶ分野です。トレーニングに励む中で、自らが取り入れた栄養素によってどのような効果がもたらされるのかを学ぶのが面白いなと感じました。春休み中のオフの期間にはトレーニングや栄養素などの知識をつけて、より良いパフォーマンスを発揮できるように努力していきたいと思います。

さて、本日は昨日に続き北西から西寄りの振れが多い56メートルの風が吹きました。また今日は普段の北風より風の強弱や振れが大きくとても難しかったです。練習内容としては470、スナイプともにサークリング、セーリング、マークランを行いました。また本日の練習には盛谷ヘッドコーチにも来ていただきました。ありがとうございました。

昨日も78メートルほどの強風が吹いたのでメインセールのシェイプを意識したいので、引き続き今日もその点を意識して練習しました。やはりオーバーパワーになった時や風が落ちて詰めれる風になった時、風が大きく振れた時に素早く対応するのが非常に難しいと感じました。そこの対応が遅れてしまうことで競っている艇にも負けてしまうことがあるので非常に重要だと思います。他のスキッパーの人にもその点をより強く意識して欲しいと思います。

また今470は練習艇が故障していて、練習に出せる艇数が少ないのでヨットに乗れる時間が以前よりは少なくなってしまっています。しかし、救助艇に乗る機会が多いので最近は新しい発見が多いのでとても楽しいです。救助艇には自分以外のスキッパーの人や同期のクルー、先輩クルーなどと乗る機会があります。1つのセールシェイプに対してスキッパー同士で意見し合うこともあれば、クルーの人とポールの高さについて議論することもあったりとヨットに乗っている時だけが成長のチャンスなのではないなとつくづく思います。今日は盛谷さんに潮目を境に波の立ち方も変わるということを教えていただきました。今までは潮目があるからあまり通りたくないななどとしか考えていませんでしたが、波の立ち方が変化した時に乗艇位置はどうした方がいいか、波に乗せるにはどうしたら良いかなどを考えていきたいなと感じました。

春合宿もまだまだ続いてくのでこれからもパワフルに頑張っていきたいと思います。ちなみに僕は合宿で叫びすぎて既に声がガラガラです!

最後まで読んでいただきありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。


広島大学体育会ヨット部

観音マリーナ

広島県広島市西区観音新町4丁目2374-86